こんにちは。裏ゴシップジャーナリスト、加治雄希です。
今回のテーマは定年制について。
時事通信 8月26日(金)7時8分配信 参照
自民党が、衆院選の比例代表名簿に登載する候補者を73歳未満とする「73歳定年制」について、撤廃を含め見直しの検討に入ることが25日、明らかになった。
定年制が「『1億総活躍』を掲げる政府方針と矛盾している」(閣僚経験者)のが理由で、今秋から党政治制度改革実行本部(本部長・高村正彦副総裁)で議論を始め、早ければ年内に結論を得る方針だ。
73歳定年制は、党の内規として2000年の衆院選から比例代表候補を対象に導入された。当初は首相経験者を例外としていたが、03年の衆院選では厳格に適用し、中曽根康弘、宮沢喜一両元首相が政界引退に追い込まれた。
一方、安倍政権は「1億総活躍」社会の実現を掲げ、高齢者の活用を提唱。今年取りまとめた「ニッポン1億総活躍プラン」には定年年齢の引き上げに向けた環境整備を盛り込んだ。
これを踏まえ、同党所属の70代議員は「高齢者の活躍を妨げる規定で、撤廃すべきだ」と主張。見直し論議を求めている。ただ、実際に定年制撤廃に踏み切った場合、「選挙で若者や無党派層が離反する」との懸念が出る可能性がある。
記事を見ていて、自民党もついに動き出したと思ったら、
議員の定年制廃止の話だった。
企業の定年制廃止かと思っていただけに、がっかりした。
一億総活躍社会というテーマをポジティブに捉えるなら、
この議員定年制廃止をきっかけとして、企業側が定年制を廃止してほしい。
定年まで働いて、年金生活を得て、悠々自適に暮らすというライフスタイルは一部の人だけの特権となった。
定年という上限を定めずに、企業側が率先して、上限の廃止を行う。
働きたい人は生きる限り働き、日本、世界に貢献するという、生涯現役モデルを作らないと、
年金はもうすぐ破綻するだろうし、これからの人が路頭に迷うことになってしまう。
生きている限り、人間は働くのだ。
僕は生涯現役を目指している。
なので、個人事業主の道を選んだ。
定年はない。
自分という存在自体が価値にならなければ、生きていられない。
そのような状態を無理にでもつくろうと思っている。
とっくの昔に年金なんて当てにしていない。
そうやって将来を見据えていると、何をすべきかが見えてくる。
収入というものが一生涯入ってくる仕組みを、まだ体が動くうちに構築しておかなければならないのだ。
日本人は、農耕民族だからだろうか、とかく貯め込み、その余剰で暮らしていこうという発想が強い。
これからの日本人は、発想自体を変えなければならない。
生涯現役。収入は一生入ってくるように。